礒谷療法の自己矯正その3 膝の屈伸体操
この体操は左右の脚の長短を矯正しながら、股関節の角度を
正しく保つ筋肉に発達させる運動です。
正しく運動が出来ると
①左右の股関節の角度を維持し、筋バランスを整える
②脊柱の側弯や後弯をただし生理的弯曲を回復する
③心肺機能を高め、動悸・息切れ等の改善をする
④全身の血行を促進する
⑤脚力を増進する
という効果が見込まれます。
やればやっただけ効果が実感できますので
無理をせずに毎日少しずつでもいいので続けてみましょう。
手順
①肘をひもで固定することで上半身の重心線を合わせます。
②壁や手すり、いすの背もたれなどに手を付きます
③自分の足型に合わせて正確に立ち位置を合わせます。
④膝を曲げ過ぎないように気をつけて、しっかり伸ばします。
(つま先より前に出さない)
⑤つま先とヒザの向きは、同じ方向を向くように気をつけましょう
・余談
運動不足解消に、とウォーキングをされる方がいます。
両脚の動き方、股関節や骨盤にねじれや傾きがあった場合に
運動を続けると、どうなるでしょうか?
骨格にズレがある場合、それを支えている筋肉にも偏りがあります。
筋肉は使えば使うほど発達していきます。
例えば、右腰が前に出ている人は、右足が前に出やすくなります。
当然、右足を前に出す筋肉も発達しています。
実際に歩いてみましょう。
右足から歩き始めませんか?
右足のほうが動きやすくないですか?
右足のほうが歩幅が広くないですか?
右足が動きやすい環境で(骨格の位置)
右足ばかり動かしている(筋肉の動き方)
だんだんズレが大きくなっていきます。
歩けば歩くほどに…。
腰や脚のバランスをとる方が先決ではありませんか?
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