例えば 腰痛のない生活
○○さん、腰痛がある生活と、ない生活、どちらがいいですか?
「腰痛なんてないほうがいいに決まってるじゃないですか!」
では腰痛がなくなったらどうなるでしょう?メリットを挙げてください。
「まず、運動がしやすくなります。テニスもできるし、旅行もいけるし。そうそう、買い物にもいっぱいいけます。」
なるほど、今は買い物とか旅行は控えてるんですか?
「だって楽しくないじゃない。みんなにも迷惑かけるし」
では逆に、腰痛がなくなったらデメリットはありますか?
「そんなのあるわけないじゃない。いい事ばっかりよ」
本当ですか? ではこう考えてみてください。
腰痛のあることのメリットは何ですか?
「いいことなんてないです。痛いしできないこともいっぱいあるし」
本当ですか? 実は○○さんの腰がよくならないのは、こういうところにも原因があるんです。
「どういうことですか?」
未知への不安
私達は知らないことに対して、大きな不安を感じることがあります。
・知らない町を一人で歩く
・知らない人と会う
・やったことのないことを始める
たとえ自分にとって良いことであっても、未知への変化や行動を怖がります。
腰痛がなくなることのメリットだけを見て、デメリットを理解していないのです。
それが無意識の不安感にもつながることがあります。
両方を理解した上で「それでも腰痛がなくなったほうがいい」と納得すると、心のブレーキが外れます。
もう一度考えてみましょう
腰痛がなくなることで起きるデメリットは何ですか?
「そうねえ。いくら動くのが楽になったからと言って、あんまりテニスや旅行ばっかり行くことはできないわね。お金もかかるし、家を空けてばっかりじゃ家族にも迷惑がかかるかも…」
「そういえば、私が腰痛持ちなのをみんな知ってるから、色々と協力してくれるわね。荷物も持ってくれるし、席も譲ってもらえるし…」
「そうそう、結構都合がいいのよね。会合とかに誘われても、腰が痛いからちょっと病院に行くのって断りやすいのよね。それから…」
結構出てきましたね。
腰痛が無くなることである意味、それらの都合いい部分が全部なくなるかも知れませんよね。
それらを踏まえて、腰痛がなくなったほうがいいか、このままでいいか。
どちらがいいでしょうか?
考えてみてください
①いつも肩こりや腰痛がある → 痛みや不快感のない生活が想像できますか?
②いつもお金に困っている → お金に余裕のある生活が想像できますか?
③太っていて自分に自信が持てない → 理想の体型とスタイルの自分を想像できますか?
変化を受け入れるには、理解が必要です。
メリットとデメリット 裏と表 を理解することで、自分の体が変化する事への不安がなくなります。
心の準備と、体の準備が出来ますから、早速やってみましょう!
改善したいですか? 共感して欲しいですか?
「 腰が痛くてどうにもならないんです… 」
と辛そうな表情で訴えます。
では、それらを改善する為に「 こうしてみましょう 」と提案をすると
「 時間がないので… 」
「 なるべくやります 」
「 できたらやります 」
という「でも…できません」的な答えが返って来ることがあります。
こういう方は、改善したいのではありません。
「 私の辛さをわかってほしい 」だけなのです。
人は共感されると安心します。
辛いことって、「自分だけ」よりも「みんな同じ」のほうが安心します。
もうひとつ、別の言い方をすると「腰が痛い」といい続けたいのです。
「 私腰が痛くてねぇ… 」
「 そうなの?大変ねぇ 」
「 あら、私もなのよ…わかるわぁ。」
という会話が成り立たなくなってしまうと困るんです。
悩みや苦痛も話すと楽になります
つらい、という思いを言葉に出すことで、共感してもらえたり、「自分だけじゃなかった」という安心も得られるものです。
いつもいつも不平不満を言ったり、愚痴を言うのも考え物ですが
毒だし・デトックスだと思えば、たまにはいいのかも知れませんね。
疲れたときに「 疲れた 」と言うのは悪いことではありませんよ。
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整体処 らく太郎
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