水分で改善 !

健康や美容を語る上で絶対に外せない水分。

「水分を摂りましょう」と簡単に言いますが、よほど意識をしないと最初は大変かもしれません。

水分を摂らないことで起きるリスクと、水分摂取によってもたらされるメリットを比較するといいかもしれません。

一般的に成人が1日あたり必要とする水分量は、体重1kgあたり50ccと言われます。 (成人:50cc・子供:100cc)

ということは体重が50kgの成人に、1日あたり必要とする水分量は、50cc×50kg=2500ccの水分が必要ということになります。

では、実際にどれくらい水分を摂ればいいのでしょうか。

水分の摂取方法は3つあります。

1.体内で代謝により生成される水分 約300cc
2.食事により吸収される水分 約600cc
3.直接口から摂取する水分 約1600cc

3の 「直接口から摂取する水分」に着目します。

1日に必要な摂取量は = 1日あたり必要とする水分量 - 体内で代謝により生成される水分 - 食事により吸収される水分

体重が50kgの成人の1日に必要な最低水分摂取量を計算すると以下の様になります。

2500-300-600=1600

直接口から摂取する水分は 1600ccということになります。

胃が一度に吸収できる水分の量は200~250cc 1時間あたりで800cc 程度といわれてます。

一度に大量の水分摂取は、血液中の塩分や電解質のバランスを崩します。

ですから一度にたくさん飲むのではなく、少量の水分をこまめに飲んだほうが吸収率は高まります。

逆に体内から排出される水分量は

1. 排尿・排便 約1600cc
2. 呼気 約400cc
3. 皮膚 約500cc

などが上げられます。

もちろん運動などで発汗量が多くなれば、その消費した分も補わなくてはいけません。
最低限、消費した水分量は補充しておきたいですね。

のどが渇いた、と感じた時にはもう手遅れなのです。

*1~2%の水分量低下は、食欲の減退、強いのどの渇き

*3~4%の低下で疲労感や吐き気・感情の不安定、そして運動能力は約40%ほど低下します。

*5~6%の低下で手足の震や頭痛、体温・脈拍の上昇など

水分の低下だけでこんな状態になります。

血液中の水分量が低下すれば血行が悪くなる。
筋肉や関節の水分量が低下すれば動きが悪くなる。

美容やダイエットはもちろん、体の機能を正常に保つためにも、きちんとした水分摂取がしたいですね。

お茶やコーヒー、酒類などは「水分」とは考えません。

カフェインや糖類・アルコールには、利尿作用が強いものもあり、
逆に水分を消失させる要素があります。

これらは嗜好品であって、水分ではありません。

血液中にお茶やコーヒーを注入したら、大変なことになりますよね。
体の中には取り込めないのです。

お茶などとは別に「水分」を摂りたいですね。
そう考えると、体温くらいのお湯が理想的です。

1日2リットル程度のお湯が飲めると、

肌もぷるぷる
お腹の調子も良くなり
関節や筋肉の動きもよくなり
血行がよくなり冷えの解消にも…

まだまだいいことがたくさんありそうです。

やってみる価値アリ! では?

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